2017年12月12日

まず完成させ、改善していく

先日ある特殊な技術を使ったソフト開発で納品があったのですが、顧客と相談して、いくつかインド企業への是正依頼を行ないました。

インド企業も、特にITの分野では、対応のスピードは年々上がってきています。

最近特に感じるのは、最初から完璧は目指さず、とにかく早く納品し、改善依頼に対して対応することで仕上げようとする姿勢です。

これは結果的により早く仕上げる事ができるし、早くチェックできることで、日本側の顧客満足も高いように思います。

この流れでは、発注する日本側としてはチェックする負荷は増えるのですが、チェック力と、そのスピードが問われる状況になってきています。
posted by Katsuhiko Doi at 14:53| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

経営理念をシェアしておく

インド人は怒られたり、非難されると必ず言い訳し、自分を正当化しようとします。ですので、指摘しなければならない時は、相手でなく仕事に焦点を当てることが大事です。

こういう背景ですから、インド人パートナーへは良い点をほめながら、問題点も指摘していく方が好循環を生みます。

でも、必要以上にほめると、自分の貢献に対して報酬が少ないと言う不満を助長させることになるので、その加減が大事です。

それで、インド人従業員にも共感できる経営理念を確立し、彼らと普段からその考え方を共有できるようにしておくことです。

インド人は基本的に自分のサラリーが第一ですが、社会貢献にも想像以上に意義を見出してくれます。この点を踏まえ、共有する経営理念をたてましょう。
posted by Katsuhiko Doi at 09:30| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

インド企業はトップダウン

インドの企業はトップダウンで、トップの力が強い。これは、トップ次第でスピード感を持って、事業推進、経営改革ができるというメリットがあります。

しかし、下の社員は、上の意向を気にしすぎて、自分から提案しない傾向があるように思います。

ちょっと難しめの引き合いをした時に、担当者(中間管理職)は「それはウチにはできない」と言い、チャレンジしてみようとしないことが多いように思う。会社(トップ)の指示にない、余計な事はしたくないようです。

この点、企業オーナーの考え方は全然違います。自分が社長で、会社の収益が自分の収入に直結するから、目の前の仕事は何としても取ろうとします。やったことないことでも、「それはできます」とすぐに言います。

これはこれで危険なこともありますが、チャレンジしない姿勢よりは良いと思います。

この点でも、インド企業との交渉においては、なるべく上位の職階の人と話をすることが大事になります。

こうした傾向を心得て、適切に機能分担を考え、インド企業と付き合っていくべきでしょう。
posted by Katsuhiko Doi at 11:05| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

柔軟に対応できる国インド

当社は私一人の会社ですが、それが成り立つのは、仕事に応じて、それができるインド人を探してチームを組むというやり方だからです。

インドの個人事業主や小企業者はいろんな仕事に柔軟に対応しようとします。それで、できる人を集めやすい環境があるからです。

今、サウジアラビアの仕事をしています。これまでドバイの仕事はしたことがあるのですが、サウジの仕事は初めてです。

それができるのも、サウジにコネがある人を見つけて、彼と組むことができたからです。

仮にやったことのない仕事であっても、それができる人と組んで実行する体制をとることで、基本的にどのような仕事でも対応できるようになります。この点がインドビジネスの醍醐味です。
posted by Katsuhiko Doi at 07:53| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

チーム作りとマネジメント力

インドは人のつながりで仕事を見つけ、こなしていく社会で、そのつながりを作るためには時間が必要になります。

インドビジネスでは、組むパートナーが大事で、それにはそのパートナーが持つ人脈も含まれます。

その人脈の質、量や将来性を計るには、まず何か頼んでみることです。

そのような場合に、人を使った見積をくれるところの方が、自分でやる見積を出す人より、だいたいにおいて役に立つ場合が多いです。

自分でやる見積をくれる人もその仕事では良いけど、将来の応用力が全然違いますね。

私も以前、そうした人は「手配師」と呼んでバカにしていたこともありました。

でも、インド人と付き合っていくうちに考えが変わりました。

これからは特に、仕事を完成させるのに必要な人を探してきて、そのチームをまとめていく力が大事になってくると思います。

仮に自分に何か特別な専門性がなくても、上記のような人材のマネジメントができれば、世界で戦えると私は思います。
posted by Katsuhiko Doi at 09:33| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

ソフト分野での人材の厚み

日本の製造業の強みは、さまざまな高度な素材や部品を作れる企業が国内に集積していることです。

これにより、さまざまなアイデアを具現化でき、新製品開発も容易になります。

これがあるから、マザー工場や研究・開発拠点は日本に残るのです。

一方、ITを含む広い意味でのソフトの分野では、インドにはいろいろな技術やスキルをもった人材が豊富にいます。

したがってインドは、これらの人材を組み合わせて、さまざまな問題に対してソリューションを得やすい環境にあると言えます。

しかもこうした人材は、必ずしも企業に縛られてなくフリーランスの人も多いので、柔軟にプロジェクトを組みやすいメリットもあります。

ソフト面でさまざまな新サービスが求められるこれからの時代、こうした人材の厚みと流動性は、必ずやインドの強みとなるでしょう。
posted by Katsuhiko Doi at 07:39| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

連絡が取れる人であること

最近、新たに仕事の引き合いを出したインド人がいます。彼は、しゃべりが饒舌で、明るい人です。

しかし、おとといまでに出すと言っていたものが昨日になっても出ないので、メールしたが返事がないので、チャットでコンタクトした。

すると、予期しないトラブルがあって、その解決にもう少し時間がかかっているということでした。

インド人との仕事において、連絡が急になくなった場合、まずい事態になっていることが多い。

そうした時は、時間を置かずにこちらからコンタクトし、状況を聞いて前向きに善後策を指示し、相手は責めないことが大事です。

それを繰り返していくうちに、まずいことでもすぐに連絡をくれるようになります。

インド人との仕事では、連絡を取りたい時にすぐ取れる人であることが絶対的に重要なことです。連絡が取れなくなることが時々ある人は絶対にダメです。
posted by Katsuhiko Doi at 15:46| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

長く続けることをまず考える

「次はインドだ」と言われて、もう1下年位にはなるでしょう。

日本企業のインドへの興味は大きくなって入るのですが、進出ラッシュとまではいかないようです。

数年前、インド進出を検討しようということで、私に連絡くれた人の中で、行ったけど結局撤退という会社のありました。

そういう会社を見てると、インドでネットワークを作り、一定の地位を築くまで待ちきれなかったと感じます。彼らの多くは中小企業や個人の起業家です。

インドはやはりネットワーク社会ですので、そのネットワークを広げるのにある程度の時間が必要になります。

それでインドで成果を出すためには、まず少ない資金で長く事業を続けることを考えて計画しておくべきでしょう。
posted by Katsuhiko Doi at 09:14| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

スキルを見極める

先日あるインド人から、「自分に仕事をさせてくれ」というアプローチを受けた。

そのインド人は、他の日本の中小企業からもインド国内での業務を請け負っているということでした。

性格も良さそうだし、小さな仕事(販路開拓)を頼んでみました。

そしたら、開拓した数と開拓先の質の両面で、全然ダメでした。

これは、今委託しているという他の日本企業も苦労してるだろうな、と思いました。

その人は、少し日本語ができるし、人あたりは良いので頼んでいるのでしょうが、ちょっとうまくのせられてる感じがしました。

「良いインド人と知り合えた」と思っても、冷静にスキルを見極める事が大事です。
posted by Katsuhiko Doi at 12:17| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

幹部のレベルが人をひきつける

先日、インド人の古い知り合いから連絡がありました。

その人はIT技術者ですが、今は会社を替わっていました。

会社を替えた理由は、前の会社の幹部にあったようです。

会社幹部とそりが合わないとかいうのではなく、もっと優秀な幹部がいる会社に移りたいと言うことだそうです。

つまり、優秀な幹部のいる会社に移った方が、自分の将来はキャリアや給与の面でより豊かになれると考えているようでした。

彼曰く、このような思考で会社を移るインド人は多いそうです。

あるいは、それなら自らがトップになった方が良いという発想になるそうです。

優秀なインド人を社員にしたいと思えば、単に待遇を良くするだけではなく、トップ自らが研さんして、その優秀さを部下にアピールする努力も大事だと感じました。
posted by Katsuhiko Doi at 09:00| Comment(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする