2016年02月29日

怒らない

先日、インド人パートナーと話してて、頭にきたことがありました。業務の進捗確認で、以前合意したことができていなかったからです。私もこの間、ちょっと確認の連絡ができなかったこともまずかったようです。

ただ、こういうことは今後改善しもらわないといけないので、相手も怒らせたり、言い訳をさせるような展開は避け、問題点をきちんと認識してもらうようにすることが大事です。

ですので、こちらが怒ることは、この問題の解決にも、今後の人間関係にとっても良くありません。怒りを抑え、問題は何なのかをきちんと伝えることが大切になります。

そういう時に私は、電話やメールでなくチャットを使います。チャットは、お互いの会話の間にわずかな間があるので、冷静になる間があり、感情にまかせた発言が抑えられます。また、メールでは、問題点の指摘には間延びしすぎてダメです。やはりチャットが最も有効で、相手から前向きな言葉を言いやすくもなります。

また、それ以前にそもそも怒り合うような機会をなくすために、確認を頻繁にし、問題の芽を事前に積むような進め方を工夫することです。
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2016年02月26日

スキルの格差

私はいろんなインド人と接してますが、ほとんどはその種のビジネス経験のある、いわゆる中間層以上の人になります。

ですが、先日知り合ったインド人がビジネスマナーが良かったのとコミュニケーション能力は高かったので、比較的簡単な仕事を依頼してみました。彼は、貧困層ではないけど、ようやく中間層に入ってきた感じの人です。

そういう人と仕事上の付き合いをしてみてわかったことは、スキルの格差は相当なものだということです。高いスキルを磨く教育や経験の機会がなかったことは仕方がありませんが、それにしても基本的と思われることでも説明しないといけないし、付き合ってる人も、メリットのある人はあまりいないようです。

それで、レベルの低い仕事でも、かなりの時間を仕事の仕方や注意することなどについて、根気強く教えていかなければならないことは考えておかなければならないでしょう。

ただ、今回こちらの負荷をかけても頼んでみるのは、報酬の格差も激しいからです。同種の仕事で、それまで私が知るインド人の1/3-1/4で仕事を請け負ってくれます。

その他の良い点としては、その人がいることで、他のインド人に対して強気の交渉ができるということ、違うタイプの人と付き合って気づくこともあること、あと、向上心はものすごく旺盛なので、教えて楽しいというメリットもあります。

ただ仕事で付き合う場合、コミュニケーション力があることと、聞く耳を持っている、すなわち素直であることだけは確認しておいた方が良いでしょう。

しかし、初めてインドで仕事をするようなケースでは、報酬レベルは高くても、スキルの高い人を選ぶべきでしょう。
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2016年02月24日

メールでの売り込み

この仕事していると、個人からの売り込みメールに加えて、商品販売目的の宣伝メールも時々届きます。商品としては、アーユルベーダやハーブ関連の製品や衣料・繊維関連、雑貨などが多いようです。

スパムメールの類は、迷惑メールフィルタ機能でほとんど目にすることはないのですが、上記のようなメールは、不特定多数に送られたものでないので、フィルタにはかかりません。

そうした会社のウェブサイトを見ると、まともな会社のようではあります。ただ情報収集にはいいけど、やはり向こうからアプローチしてきた会社には、連絡をとる気にはなれません。特にインドの会社には。

実は、以前一度経験と思い連絡取ったことがあります。でもやはり、その後のメール攻勢に加え電話かけてきたりと、その対応に時間がとられ大変でした。

やはりインド企業へのアプローチは、自分で探して吟味し、こちらから連絡すべきです。その場合でも、良い会社に当たる確率は低いですが...。

基本的には、信頼のできるインド人に探してもらうことが一番いいでしょう。その意味でも、インドは人脈の社会なのです。
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2016年02月22日

自分に枠をはめない

私はインド人から、「何か仕事ないか?」とよく連絡をもらいます。その中には、日本にいるインド人からの連絡も、時々あります。多くは、人脈を広げることにより何か仕事の可能性を探ろうというものです。

先日日本でインド料理店をやってるインド人から、同種の連絡がありました。私は日本でインド料理店をやってるインド人を何人か知っていますが、ほとんど皆、すでに貿易等レストラン以外のビジネスもやっています。

日本の場合、料理人であればその道を極めようとします。仕事を広げるといっても、最初の店が繁盛したら多店舗化し、経営者になっていくと言うものがほとんどでしょう。しかしインド人は、料理への徹底的なこだわりはなく、料理以外でも可能性があれば何でもやろうとします。

これはどっちが良いという問題ではないですが、自分に枠をはめないという点は、少し見習うべき点はあると思います。
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2016年02月19日

インドの裁判

当社インド人パートナーの一人は、コンサルティングという自分の本業とは別に、不動産賃貸業もやってる人もいます。

その彼の管理物件の中で、問題のある入居者に退去を求めて裁判を起こしていました。そして先日、最高裁で勝訴の判決がありました。

それには、友人、知人の支援が大きく、インドでは裁判で勝つにも自分のネットワークも動員して裁判するそうです。

インドでは政治的には汚職の問題もあるのですが、裁判においては基本的にそのような問題はなく、その点では外国人にも安心な点です。

ただ、インドの裁判はとにかく時間がかかるので、まずは問題が表面化する前の早期発見と解決を図る体制の構築を図るべきで、次善の策としては事前の示談合意にもっていくべきでしょう。
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2016年02月17日

情報収集でのインドの活用

インド人は、情報の収集に熱心でsす。それは金儲けにつながるからです。

インド人は基本的に人脈やネットワークを使って情報を集め、それらの情報をつなげ、あるいは取捨選択することで価値を生み出していきます。

しかし、それに加えて彼らが日本人と比べて有利な点があります。

それは、英語です。つまりネットでの情報収集という点で、日本人よりも圧倒的に有利だという点です。

ネット上の情報は英語の情報が多く、その豊富な資産を活用できることが彼らの情報収集力を一層高めています。

世界や外国についての調査を行う場合、我々が英語での検索能力を上げることも必要ですが、私はインド人の力をうまく活用することをお薦めしたいです。それは日本人がやるよりも、低コストで高効率だからです。

ネット上の英語の資産の活用という観点でも、インド人とのコラボレーションを考えてみる価値はあります。
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2016年02月15日

日本品質

私の部屋には、インド人からのおみやげの品々が結構あります。その内の多くは木彫りの像のようなものです。

しかし、一部には作りがいかにも貧弱なものがあり、そうしたものはちょっと触ったりぶつかったりしただえで、簡単に外れたり壊れたりします。

残念ながら人々は、こういうところからインド品質というものが連想させられてしまうものです。

インド人は、日本製品の技術が優れていることは重々わかっています。しかし、一般のインド人が日本製品を好きな理由としては、機能、性能の良さというよりむしろ、丈夫さやこわれないことを挙げる人が多いのです。

一方、日本製品をインドなど新興国市場に売り込むには、機能は多いが高いことが問題点としてよく指摘されます。

インド人は富裕層を含め、コストパフォーマンスの高さを大事にします。日本製品をインドで売る場合、使わない機能は減らし、最低限の機能で安くし、日本品質ゆえの頑丈で壊れないことをアピールすべきです。
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2016年02月12日

率先して範を示す

インドの取引相手に、ビジネスマナーに関し、こちらのやり方にあわせてもらいたい場合、そう主張するだでなく、こちら側も率先垂範して示すことが大事です。

納期を守る以上に早い対応をする、質問にはそらさず答える、回答まで時間がかかる場合はその旨まず返事する、進捗をまめに連絡する、メール連絡を受けたら返事を出す、などいろいろあります。

我々がこういったことをやり続けることで、相手も変化させるし、ついでに自分も鍛えられます。

ただこちらが顧客であっても、時々上から目線で、自説を曲げる雰囲気が全く見えない人もいます。

そういう場合は、早い段階で見切をつける方が良いでしょう。経験上、早い段階で少しの変化も見られない人は、その後時間をかけても変わらないことが多いからです。(もちろん、もっと長期的に見れば改善するケースも多いのでしょうが、そこまで付き合う余裕がありませんので。)

相手側インド人が顧客の場合であっても率先垂範が必要です。ただビジネスマナーに問題がある場合は、リスクコントロールをしっかりした上で付き合うことになるでしょうね。
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2016年02月10日

コミュニケーション力が大事

インド・ビジネスには、パートナー選びが大事です。そしてパートナーを選んだ後は、パートナーとのコミュニケーションが大事になります。

パートナーには、インド国内で関係者との交渉や実際の業務を行ってもらうことになります。ですので、パートナーにいかに良い仕事をしてもらうかが、仕事の結果に大きな影響を与えることになります。そしてそのためには、パートナーとの良いコミュニケーションが絶対重要要因となるのです。

インド人はお金儲けが好きと言っても、それ以上にウェットで、義理人情に厚いです。それで、嫌な人の仕事は、お金儲けは好きだから受けますが、契約上必要最低限の仕事しかせず、インドにおいては本当に大事な細かなことは、大事とわかっていてもしてくれなくなるからです。

逆に好きな人や恩義を感じてる人の仕事は、本当に成功させるため、契約にない重要なちょっとしたことを、自主的にしてくれます。

インド・ビジネスは、顧客や監督官庁など、関係者との良い人間関係がビジネスの成功につながりますので、そういう点は契約書で縛れるものでなく、パートナーの人間性や動きに頼らざるを得ないからです。

こういうことから、インド・ビジネスで重要な資質はコミュニケーション力と言えます。インド・ビジネスを成功させるためには、上記の点を踏まえ、良いコミュニケーションをとることを心がけて下さい。
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2016年02月08日

インド人の発想に振れる

インド人はお金儲けに熱心で、しかもフリーランスや個人事業主として自由に働いている人が多い社会ですので、彼らの多くはいつもいろんなビジネスを考えています。それで、私にも知ってるインド人から、よく「こんなビジネスをしないか?」と誘われます。

インドは多文化多民族社会で、いろんな人がいますので、本当にいろんなビジネスを考えてきます。

輸出入関連のビジネスが多いのですが、プロジェクト情報を基に事業化支援するものや聞いたこともない商品取引、あるいは初期投資がかかるものや、石油開発といったあやしいものまでいろいろあります。

基本的にインド側も思い付きで簡単に誘ってくるので、こちらも興味半分で聞いているのですが、今後のヒントにはしています。

彼らの話は日本の中で接する情報とは全く異質のものが多いので、頭を柔軟にさせてくれる効果はあります。インド人と付き合う事のメリットには、ビジネスに関わらず、全く違う発想に触れるということが大きいのです。

たな発想のために、インド人から寄せられる考えは、一見今の自分には不必要なものであっても、無視せず、受け入れてみることです。
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2016年02月05日

日本人の調整力

インド人はネットワークで仕事をするということは、ここでも何度か触れてきました。そして私も、インド人とネットワークを組んで仕事をしています。

しかし同じ業務で、お互いに知らない複数のインド人と組む場合は、そのインド人同士のコミュニケーションには、あまり期待できないので注意が必要です。これは、自分の担当範囲で知りえた情報は出したがらないことや、業績を横取りされないよう防衛本能が働くためです。

ということで、大きな業務をいくつかの機能に分け、それぞれ得意な人に分けて発注する場合は、相互の連絡・調整は発注側で行うと言う覚悟とマンパワーの準備が必要です。

そして、それぞれの間の連絡調整という仕事は、日本人には向いてるように私は思います。それは、日本人は誠実で、だましたりしないとインド人はじめ中国人やアジアで一般に思われているからです。つまり信頼されてるからです。私の仕事でも、このようなアドバンテージがあるので、やりやすいと日本の先人方に感謝してます。

日本人はこの有利さ利用し、世界の各人、各社間の間を調整し、まとめるというスキルを磨くことです。グローバルなビジネスにおいて、日本はそこに大きなチャンスがあると思ってます。
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2016年02月03日

ベンチャーが育ちやすい国

日本では、自己啓発本などで、「自分で自分のできる範囲/限界を決めてはいけない」とよく言われます。この点で多くのインド人は、合格点がもらえるでしょう。例えばその人の本業でないかもしれない仕事で、「この仕事は、あなた(御社)にできますか?」と聞いてみて下さい。まず9割の確率で「できる」という答えが、すぐに返ってきます。これは、頼もうととす我々の側にとっては、大変有難い答えです。

ただ、「できる」という答えは、やる気があると言う意味ととらえたた方が良いでしょう。「できる」という答えをもらっても、その後実際に業務委託する前には、本当にできるスキルがあるかをチェックしなければなりません。

どうして、そんなにすぐに「できる」と返事できるかと言うと、自分ができなくても、できる人を見つければ業務は完成できるという自信があるからです。インドはネットワークの社会で、知り合いの知り合いというレベルになると、まず探してる人にたどり着けるのです。

ネットワーク社会であることに加えて、インドでは知らない人であっても、連絡すれば話を聞いてもらえる社会であることも大きいでしょう。日本では、例えばソリューションをもってそうな会社の人に電話をかけて何かを依頼しようとしても、特にそれが大企業であればあるほど、なかなかすぐには話を聞いてもらえないものです。大企業のウェブサイトに顧客からの相談や入社に関する問い合わせの窓口はあっても、委託を受けるような窓口は多くの場合ありません。

こういうことを考えると、インドは自分の枠を超えることや、新しいことに挑戦しやすい、ベンチャーが育ちやすい環境の国であると言えるでしょう。
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2016年02月01日

日本語でのコミュニケーション

もう1年以上前のことですが、知り合いのインド人営業マンから連絡がありました。内容は、営業中の日本企業から、トライアル業務の依頼があり、その指示された仕様の中の日本語を翻訳してほしいということでした。

そのインド企業は日本企業から仕事を取ろうと、日本語で対応できることをウリにしています。

日本語対応をウリにするインド企業には、(1)インドに日本語ができる開発者がいる、またはインドに日本語を翻訳する部隊がいるケース、(2)日本事務所に日本語を翻訳する日本人の営業マンか事務員がいるケース、(3)日本語が話せるインド人営業マンはいるが、彼は日本語(の特に漢字)の読み書きはできないケースなどに分けられます。今回のケースは、(3)のケースでした。

(3)のケースはそう多くはありませんが、日本語のできるインド人営業マンは、聞く話す能力は素晴らしいレベルの人が多いので、読む書く能力もあると思いがちなので、注意が必要です。

日本語力をオーバーにアピールした企業が受注した場合、日本語ができる事務員の人が訳したり、日本語ができる人を現地で雇うケースが多く、(顧客の業種や技術がわかってないため、)しばしば使用の理解で誤解が生じます。

また顧客との窓口となる人は、日本語ができるインド人営業マンであることが多いので、伝言上のミスもあります。

ということで、日本語ができることをウリにする企業の場合は、どこの誰が翻訳するのかや、連絡実行体制を事前に確認しておく方が良いでしょう。ただ、できれば、インド企業とは英語でコミュニケーションすることをお薦めします。
posted by Katsuhiko Doi at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | インド・ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする