2005年12月19日

インドにおけるアウトソーシングの将来

【 今日の記事 】

《  インドにおけるアウトソーシングの将来  》

       2005/12/17   Slashdot(米)

 エコノミストはインドのITや、その他のビジネス・プロセスのアウトソーシングの現状や、今後の予想される状況について、さまざまな事を論じています。最大の問題は、技術者数の不足であるように思えます。

 現在ITやアウトソーシングにおける雇用者数は70万人です。そして2010年に、これが230万人に増えると見込まれます。しかし今後5年に、各地の大学からその技術を持った新卒者はわずか105万人であり、50万人が不足することになります。インドでは、毎年250万人の卒業生がいるのにです。

 ITにおけるインドの輸出の伸びはソフトウェア開発と、システム全体の遠隔管理といった「伝統的なアウトソーシング」によるものです。現在の状況は、大きな世界的に展開する会社によりその多くを占めてています。

 世界のIT輸出に占めるインドの売上げ高は、現状の8%から2010年には30%になると見られています。一方ソフトウェア開発のシェアは55%から39%に減少すると見られます。ビジネス・プロセス・オフショアリングにおいては、銀行と保険が最大の産業であり続けるでしょう。しかし法律といった他の分野も、急速に拡大していくでしょう。



【 今日のキモ 】

 Slashdotはブログ形式で、情報発信しています。

 この記事に関するコメントとして、インドの人材不足に対しては、東欧が狙い目であるといった意見が多いようです。

 最近インドでの人材の不足が、かなりあちこちで話題になっています。

 日本でもソフトウェア開発の状況では、人材不足の様相をていしてきました。

 またインドがこのような状況であることをベースとして、最近米国を中心に、急速に将来の人材確保に対する不安心理が芽生えてきています。

 このことが、インドにおける賃金の上昇をもたらすことは避けられないでしょう。

 現在アメリカの人材確保戦略はインドですが、日本の人材確保戦略についても考えておくことが必要です。

 
             有限会社アイジェイシー・トップページ


posted by Katsuhiko Doi at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 05年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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