2005年12月22日

オフショアに拠点を築く。

【 今日の記事 】

《  オフショアに拠点を築く。  》

             2005/12/21   ZDNet(英)


 各種のオフショア・アウトソーシング・サービスを提供するベンダーの数は、現在175以上もの国で、1万ものベンダーを上回ると見込まれています。アウトソーシングは、多くの組織のIT戦略で、重要な要素となっています。当然これを促進する主な要因は、多くのオフショア・プロバイダーは我々に、アウトソーシングITサービスを使うことで品質の改善効果があると思わせようとしているにもかかわらず、顧客の望みは依然として各種コスト削減です。


 世界市場(及び企業業績)の全般的な好転の結果、組織は新たな収益源の構築やITビジネス戦略を求めています。IT全般を見渡し、もっとはっきりとした価値を得ようと、ITでの達成目標を探している状況で、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)・オフショアリング市場への大きな推進力となっています。


 コストを削減し、品質を向上させ、あるいはビジネスを創造するために、多くの組織はオフショアに拠点を持っているか、オフショアに拠点を作ろうと考えています。しかし大きな問題は、作るのか買うのかということです。組織は自分のオフショアでの拠点を新たに作るべきでしょうか、あるいは第三者を利用すべきでしょうか?この問いに答えるためには、異なる状況では異なるモデルが必要となるように、最初に何をオフショアにするのかを決めなければなりません。


 もしもプロジェクトごとに、場当たり的にオフショアへ移されるなら、「トライアル」として使う場合でも、その取引のパートナーの組み方は最適なものにできやすいです。そしてこの形態は、組織がオフショアリングについて確信がもてない組織にとっても良いものでもあります。この場合では顧客の組織にほんの小さな目標があれば良いのです。そして同時にこの目標のレベルはオフショアリング・ベンダーに対しても同じです。これは、オフショアリング・プロバイダーが個々のプロジェクトをうまくやるかどうかだけが重要で、より大きなプロジェクトや長期間のアウトソーシングでも同じくうまくやれるかどうかを問う必要はないということです。


 戦術的なパートナー関係の構築が、次のレベルになります。すなわちそれは有効なオフショア開発センター(ODC)です。これは一般的に、3年、場合によっては7年にもなる供給者と顧客の間の契約を意味します。これは顧客と供給者の両者にとっての、プロジェクト毎の目標だけにとどまりません。より長期にわたって、プロバイダーは契約の期間の間は顧客の要求に従い、所定のアウトプットを納める約束をします。そして通常この関係は徐々に拡大していきます。人間がテクノロジーをどう取り扱うかと同様に、アウトソースされた業務がなされるべき詳細なやり方として「プロセスの手順」が重要となります。さらに、サービスレベル契約書が定義され、定期的に見直されなければなりません。


 協業的なパートナー関係として知られている構築、管理、移譲(BOT)モデルは、上記形態と同様な機能を持ちますが、戦術的パートナー関係構築のひとつのステップであると位置づけられます。契約は一般的に同じ期間です。しかし契約の最後に、オフショアの機能の所有権を顧客の組織に移すことが決定的に違うことです。ネス・テクノロジーズは、ネス・マネージド・ラボを通じて、アウトソースを検討しており、自社の研究開発機能を拡大させようとするソフトウェア組織に、BOTモデルを提供するオフショア供給者のひとつです。そこでは実際に中程度の期間アウトソースする先を探している組織に、人気のあるモデルを提供しています。BOTモデルは、顧客組織がオフショア企業と心地よく働くことができるものです。


【 今日のキモ 】

 今日の記事では、オフショア先に拠点を築こうとする組織向けの考え方を提示しています。

 最初は、1件ごとにオフショア・ベンダーと契約して良くやり方。

 次にオフショア開発センターへと発展し、その語BOTモデルへと遷移していく流れです。

 多国籍大企業でない場合は、このような手順で拠点を築いていくやり方は合理的であるように思えます。

 このBOTサービスを提供する会社も、記事にある会社もあわせていくつか出てきたようです。

 将来的にインドや中国へ拠点を築くことをお考えの方は、このやり方は十分選択しうるものであると思います。

 
             有限会社アイジェイシー・トップページ


posted by Katsuhiko Doi at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 05年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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