《 インドはIT競争力順位で48位でした。 》
2008/10/23 CIOL(印)
インドは2008年IT産業競争力指数で、前年の46位から2つ下がって世界48位になりました。
ビジネス・ソフトウェア・アライアンス (BSA)が後援し、Economist Intelligence Unit (EIU)が出した新しい調査によると、アジアの中では中国が11位でインドより前にランクされています。
プレスリリースによると、インドは総合IT競争力指数は28.9でした。この調査は、ITセクターの競争力を決定するために66ヶ国のIT産業の環境を評価し、比較したものです。
そのプレスリリースでは上位20ヶ国は前年と同じでしたが、9ヶ国が上昇し、11ヶ国が順位を落としましたことが示されています。
上位5ヶ国では、台湾、スウェーデン、デンマークの3ヶ国が新たに入りました。アジア太平洋でランキングされた上位5ヶ国は、台湾、豪州、韓国、シンガポールそして日本です。
EIUが分析した重要な指標は、人材供給力、イノベーション文化、世界規模の技術的インフラ、知的所有権の保護と実施、オープンで競争力ある経済、細かく調整された政府によるサポートといったその国のIT環境です。
これらの国はそれら6つの競争力の要因で、総合的にすぐれており、IT産業の好成績の源となっています。IT業界の好業績は多くの先進国でGDPの5%以上の貢献をするものだ、とそのリリースでは示されています。
「今年の指数をみると、国のIT競争力ランクは急に変動している。」とBSAインド委員会会長のKeshav Dhakad氏は語りました。
その国の政府やIT産業が仕事やより良い品質の生活をITを通して与えられる能力が、その6つの競争力要因をいかに上げるかを決めることになる。」と彼は付け加えました。
この調査では、インドはIT産業のビジネス環境やサポートが最もいい成績で、それぞれ指数は59.3%、54%でした。
「IT競争力とその国の技術力との間には強い相関がある。」とグローバル・テクノロジー・リサーチのデニス・マッカーリー取締役は断言します。
【 今日のキモ 】
IT業界が経済を引っ張るインドですが、IT競争力ランキングでは40位台と低くとどまっています。
この原因としては、知的財産保護の遅れや、1人当たりのPC保有率の低さなどがあります。
調査を行ったEIUでは、「インドと中国は、ITを全国的に普及させる努力が必要だ」と指摘しています。
国全体の競争力を上げていくには、農村部の底上げや貧困対策などに力を入れていくようにしなければいけません。
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