《 ITインフラ・オフショアリングは今年60億ドル規模になりそうです。 》
2009/2/27 The Sconomic Times(印)
業界の動向を追っている専門家によると、アウトソーシングの有力な顧客はIT予算を絞めようとしている中、自社のサーバーやデスクトップ管理のアウトソーシングは引き続き行われています。
リモート・インフラ管理のアウトソーシング(RIMO)は、多くのインドIT企業にとっての成長のエンジンになってきています。エベレスト・リサーチ研究所によると、RIMO市場は2009年に59億ドル、2010年には86億ドルになると見られます。
「インフラ・サービスへの支出は今後も減ることなく、現在の成長見込みは変わらないでしょう。」とエベレスト・グループのアソシエイト・プリンシパルのヴィカシュ・ジェイン氏は語りました。
ITインフラのアウトソーシングはまだ始まって5年程度ですが、コンピュータ・インフラのリモート管理はインドIT企業がIBMやHP−EDSといった既存の大きなライバルと競争していく上でいい影響をもたらすでしょう。
エベレストによると、インドのオフショア・サプライヤーは、2004年から2007年までの間のこの年間成長率は70%でした。
ソロンズのアナンド・ラヴィ氏は、オフショア化されるITインフラの分野はまだ多くのものがあると言っています。
インドIT企業は過去数年にわたって、この分野での能力を磨いてきています。ウィプロによるインフォクロスの6億ドルでの買収は、米国市場でのインフラサービスの分野で存在感を増すという点で、強力な基盤を築くことに貢献するでしょう。
ジャイン氏はまた、RIMOの仕事は長期にわたるもので、インド企業に安定をもたらすものとなるだろう、とも語りました。
【 今日のキモ 】
インフラ管理は、ITオフショアリングの中での成長分野です。
システムが複雑になり、その管理に多くの人材が投入されるようになってきたことで、オフショアリングによるメリットが大きくなってきたものです。
またこれには通信環境の向上で、リモート管理が容易になっていることも関係します。
この分野は、これから新たにオフショアリング化されてくるでしょうし、システムは一層大きくなっていくことが予想されることで今後さらにこの市場拡大は見込まれています。
またこの業務は、単発の仕事でなく、今後永続的に続く業務であることも、主に受注するインドIT企業にとって、安定的な収益基盤となっていくでしょう。
インド・ビジネス・サポートのIJC


